年度末、年度初めの宴会ラッシュと義理を欠けない週末のイベントへの参加で、すっきりと土日が開かない週末が続いている。そんな状況下であっても釣りに行きたいという気持ちがあるのであれば、その時間は自らの意思で作るしかない・・。昨年は、諸般の事情で今時期は釣りを断念していたが、一昨年の夢よもう一度で、間隙を塗って日本海に出撃したのであった。

事前に調べた波予報は、１ｍほどであったが、現地に到着すると強烈な西風が吹き荒れ、沖合で兎が飛び、波が強烈にうねって岩礁に叩きつけていた。これでは、狙ったポイントに立ち入ることさえできない。仕方なく、比較的風裏になる立ち位置を探してキャストを繰り返した。過去に熊石の平板でサクラマス狙いでロッドを振っていた時、日中でも群れがルアーの射程に入ると必ず反応があったので、サクラマスの釣りに関しては時間帯は関係なく、群れ次第であると思っていたが、ここ数年、自らの実釣と仲間内のレポートを見る限り、やはり早朝が有利であるのは間違いがないようである。本当は未明からフィールドに入りたかったのだけど、前日に飲み会がセッティングされていては、さすがに早朝出撃は無理である・・・。この釣行の翌週が波、風、コンディションともベストであったから、そのタイミングでアタックできなかったのはやはり残念至極でありましたね・・。タイドのグリーンバック14cmを岩と岩の間をトレースした時に抑え込むようなアタリ・・。岸際に寄ったところで、タモですくい上げる。５０ｃｍを少し超えるくらいのアメマスであった。今日のメインターゲットはサクラマスであったので、たいして感慨は沸かなかったが、結果的にポーズは回避できて良かったのかもしれない・・。昼にいったん上がり、街場で昼食をとる。現地に戻って様子を見るも波の状況は変わらず、全てを諦めて撤収することにした。

BLOGにもＵＰしたが、１日に尻別利別川に出撃している。この時も社長出勤である。どうも好機に釣りに行くタイミングを逸しているようで、すっきりとしない釣行が続いている。まあ、釣りに行く機会をなんとか確保できているだけ幸せと思わなければならないのかもしれないけれど、全てが中途半端な釣行になっているのである。今後、どこかで起死回生を図りたいね（笑）。