数年前まで、足蹴良く通っていた沢が何本かあった。私の釣りがルアー主体となり、ルアーでは釣りにならない小渓流がほとんどである。国土地理院発行の地図と睨めっこしながら入川場所を見つけた。そして、意外なほど良い結果が出た。もちろん橋から入るなんてばかげたことはしない。多少は歩くことになるが人がほとんど入っていないところが多く、釣果だけを考えるとパラダイスだ。今日、家内と約束したムキ茸採り＆沢釣行に行って来た。１０時に川に入りムキ茸の群生を見つけた１４時までの釣行である。本州の皆様には信じてもらえないかもしれないが、道南の渓流にはまだ、天然ヤマメの楽園があるのだ。この川も私のホームグランド朱太川の支流で、５年ぶりに入ったことになる。この時期秋銀毛と呼ばれる（来年スモルトとなって海を下るもの）ヤマメを狙って楽園を荒らして来たわけである。この川はルアーは引けない。イクラを使ったえさ釣りになる。３０匹ずつ数えて、６回目の中間でムキ茸の群生を発見。そこで釣りは止めた・・・・１６０匹は超えていたと思う。もちろんリリース前提の釣りで、フックの返しもペンチで潰してある。しかし・・・こういう場所はそっとしておいたほうが良いのかもしれないね。
