春爛漫の道南リザーバー
2015.4.11

3・4月は歓送迎会と各種総会のラッシュで、週末が宴会で塞がることが極めて多い。今年は職場のお祝い事が加わり、4月は3週まで全ての土日に宴会がセッティングされてしまった。金曜日だけの飲み会であれば、土曜日は潰れても何とか日曜日に釣行の予定が立てられるが、土曜日に宴会がセッティングされると、土日両日とも身動きが取れなくなってしまうのである。そんな時に早朝から出撃ができなくても、安楽に行ける身近なフィールドがあるとありがたい。釣れるトラウトの種類は問わないし、数だって釣れなくても良い。ただ、黙々と1時間ロッドを振り回して全く反応が無いのも困りものだが・・。4月2週、金・土と宴会が続いた日曜日、春の陽気に誘われて、自宅から15分のリザーバーを訪れてみることにした。

この川のメインターゲットはニジマスである。川の部分も含めて、私がここで釣り上げたことがある魚種は、ニジマス、サクラマス、ヤマメ、イワナ、ギンザケ、イトウ、コイである。湖水を母体としたのアメマスもいるらしいのだが、私は残念ながら釣り上げたことは無い。もちろん、ここのトラウトはイワナを除いては放流ものであろう。しかし、成魚放流はしていないとの情報を聞いたので、ここで釣れた少なくとも40cm以上のトラウトは、数年間このリザーバーと川を行ったり来たりしながら生き長らえた、野生化したという意味ではネイティブになっているのだと思う。今回は午前中のみの釣りであったが、バイトは2回。ヒットしたのはイトウとサクラマスであった。イトウは無事ランディング。55cmくらいか。サクラマスはネットイン寸前に残念ながらフックアウトしてしまった。ここのイトウ、数年前にも20〜30cmくらいのものを数匹釣ったことがある。そのイトウが大きくなったものだろう。放流目的がわからないので、なんとなく気持ちが悪いが・・。インレットの辺りにいつも定位しているニジマスの姿は無かったから、スポーニングのため川を遡っているのだろう。このフィ―ルドには、土日がすきっと空かない週末にまた再訪することにしよう。

トップに戻る
戻る