冬の日本海海アメ・海サクラ釣行開幕
2015.12.12   19~20

この週末、金曜日が飲み会、土曜日は特に予定が入っていなかったが日曜日に仕事と、当初は釣りに行くのは無理だろうと考えていた。金曜日の飲み会は職場絡みの飲み会で、今の職場は苫小牧から通っている職員が多いため、必然的に宴会場所は苫小牧の繁華街でセッティングされることが多かった。何度か別のエントリーで記したことがあると記憶しているが、苫小牧の繁華街から帰りにタクシーで帰還するよりも苫小牧の繁華街でホテルに泊まった方が経済的なのである。今回も繁華街近くのビジネスホテルに予約を入れていた。飲み会の方は2次会で切り上げた。そのため土曜日の朝の目覚めは比較的さわやかであった。目が覚めるとホテルの部屋の窓に朝日が差し込み、ブラインドを上げると空は快晴で素晴らしい天気だ。ホテルのレストランで朝食を食べながら思案していた。このまま1日だらだらと過ごしてももったいないと、出遅れた感じは否めなかったが、今季初の日本海海アメ・海サクラ釣行に出撃することを決めたのである。

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めざすフィールドに着いたのは11時頃であろうか。日没が早いこの時期、16時には暗くなり始めるのであまり時間は無い。サーフに一人、突堤に一人、釣り人がロッドを振っている。私も突堤のテトラの上をとことこ歩いて行った。突堤の釣り人は年配のおそらく地元の方であろう。状況をお聞きすると自分は駄目だがサーフで釣ってた人が小型のアメマスを釣るのを見たと話された。その方の隣でキャストを始めた。何投目であろうか、スローで引っ張っていたジグミノーが途中でひったくられた。今季初の海アメである。慎重に寄せた。そのまま十分に抜き上げられるサイズではあったが、タモですくう。初陣であるのでボーズは回避したいという気持ちで馳せ参じてきたので、この1本は嬉しかった。アメマスをもう1本追加したところで、ジグでも届くかどうか微妙なところを数匹の魚が跳ねている。隣で釣っている地元の釣り師に「あれって、サクラマスじゃない!?」と尋ねると「あれは、ボラ!ボラ!」と一蹴されてしまった。地元の人が去った後、岸寄りしたのか、例のボラらしき魚が先ほどよりも近いところで跳ねている。跳ねを目がけてキャスト・・一発でヒット!。40cmくらいのサクラマスであった。「ほらっ!やっぱりサクラマスじゃない・・。」と独り呟いていた・・。その後反応が無くなり、一度撤収することにする。

昼食後、今度は無人のサーフの方でジグを打ち込む。アゲインストの風ではあるがそれほど強くは無い。夕刻に陽は、雲の中に隠れたが、良い天気で穏やかである。絶好の釣り日和の土曜日であるのに、このフィールドには一人の釣り人もいないのが不可思議であった。35gのジグをフルキャスト。着水数巻きで2連続ヒット!。2本とも寄せの途中でサクラマスと確認できたが、波打ち際で痛恨のフックアウト。2本とも50に近い良型であったと思うだけに悔しかった。気を取り直してキャストを続けた。3本目をやっとランディングできた時には胸を撫で下ろしている自分がいた。さらに4本目を追加。12月のサクラマスは珍しいわけではない。過去にここで12月にサクラマスを釣ったこともある。しかし、これだけの数の群れに遭遇したのは初めてであろうか。アメマスは30cmから40cm。サクラマスは40cmから45cm。サクラマスの方が型が良かった。アメマスは波打ち際まで追ってきて、Uターンが多い。スレている感じだ。サクラマスは直近にワンドに入ったのだろう。昨日から釣れていたなら、今日午後から貸し切りなんてあり得ない。ボラだと思っていたのだろうか(笑)。まあ、運が良かったと思う。初陣であり、型が見られれば良いと思っていた釣行であったのでとりあえず満足のできる釣行となった・・。

【 HIROSH氏と恒例の忘年会・・】

彼との年末の忘年会日本海海アメ釣行は、BLOGで確認すると2012年から4年連続で続いているようだ。その前にも、全ての年ではないがお付き合いいただいているようだ。一番最初はムラ氏ともご一緒した2005年かな。この時は温泉ホテル北桧山ではなく、茂多海岸温泉にて、10K以上のグレードの高い海鮮フルコースを食していたようだ(笑)。今回は風も強く波も高かった。多少の波風なら突堤に囲まれた風車裏であれば釣りになることが多いのだけど、今回は濁りが入っていてアメマスやサクラマスは沖に飛散してしまったらしい。他のサーフでは釣りになるような状況では無く、結局漁港めぐりとなった。2日目にJIJI,S漁港でHIROSHI氏がサクラマスらしきものを1本掛けたが、残念ながらバラしてしまう。私は2日間全くのノーバイトで終わった・・。先週は11時現着の日帰りで、アメマス4本、サクラマス3本。今回は1泊2日で完全ボーズである。均してちょうど良くなるということなのだろう(笑)

【温泉ホテル北桧山】

残念ながら釣果に恵まれなかったが、HIROSHI氏との宴会は相変わらず楽しいものであった。料理もオーダーの天然アワビの刺身、その他の海鮮を中心とした料理は、すこぶる美味しかったと思う。今シーズンはHIROSHI氏がやけに気合を入れているワカサギ釣りの話や沖縄のマングローブフィッシングなどの話をしながら楽しい時間を共有できた。

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