【2015.1.4（日）】
２０１５年の初陣釣行。いつもならば未明の端っこの漁港からのスタートとなるのだが、直前にあちこち情報を集めてみても芳しものは一つもなかった。年末年始のあたりに奥の第３プールが、ボイルも見られて良い時があったそうだが、昨日の時点では既にスレ切っていて反応も鈍いそうである。特に私にとってはメインの左プールが壊滅的である。やはり昨日入った友人からの情報でも、右も左も全く駄目であったそうだ。私が個人的に絶対の信頼を置いているテロテロルアーで、まだ１本もランドしていないのである。それで今回の初陣釣行、目指すフィールドから漁港は外した。直で風車裏に向かうことにしたのである。しかし風車裏も概して渋かった・・。お正月休み最終日ということも結構な数のアングラーが訪れていたが、見ていた限り、釣れているという状況からは程遠かったように思う。それでも、型は大きくはないと思うが、午前中サーフから２本、突堤の張り付いて２本と４バイト中３本ヒット・・。しかし、寄せの途中でことごとくバラシてしまう・・。 初陣でポーズは勘弁してほしいと、黙々とキャストを続けた。午後からはさらに厳しかった。サーフからは全く反応がないのである。テトラに乗っかって、根性でキャストを続け、ようやく待望のバイト・・。 いやはや、初陣で危うくポーズを食らうところであった。初陣釣行・・なんとか型が見られて胸を撫で下ろしている自分がいた・・。

【2015.1.10(土）】
連日シケ続きであった。この日もサーフでまともに釣りができそうな海況模様では無い。しかしこの日を逃すとしばらく釣りができそうにないので、予定通りアタックすることを決める。気温マイナス２度。曇り時々ブリザードの天気模様。 波はそうでもなかったが、風は結構強烈であった・・。初陣釣行から１週間が過ぎる。ひょっとして、そろそろ本格的にホームの漁港に群れが入っているのではないかと期待し、そこに向かう。朝の６時到着予定であったが、高速道も一般道も圧雪・アイスバーン状態である。ホワイトアウトに遭遇することがなかったのは幸いであったが、思うように車を走らせることができず、現着は予定の時間を大幅に過ぎ、６時半であった。ぎりきりプライムタイムに間に合った。偶然お会いした友人は既に斜路で釣りを始めている。私のタックルの準備が整った頃には、右斜路に移動していった・・。さっそく、定番の左斜路に立ちキャストを始めるが、相変わらず全く反応がない。ほどなくして例の７時を告げるノスタルジックなメロディーが漁港に流れる。私も右斜路に移動し、友人に声をかけ突堤に張り付いた。タイドミノーの１４ｃｍを前方１２０度の範囲で打ち込む。何投目であったろうか、比較的斜路に近い方に放り投げたミノーをリトリーブ中にガツンッ！とひったくられた。ラインからロッドに伝わる魚信は、良いサイズであることを知らせていた。結構な時間アメマスとのやり取りが続いたと思うが、なんとかタモですくってランディング・・。計測しようと思い、メジャーを探したが、どこかに落としてしまったらしく、見当たらない・・。だから、正確に測ってはいないのだが、タモの直径が６０ｃｍであるから、泣き７０といったところであろうか・・。リリース後、群れで入っていると期待してキャストを続けたが、チェイスも無く後は続かなかった。はぐれアメマスであったのだろう。それでも、久しぶりにここらしい型のアメマスに出会えて、純粋に嬉しかった・・。

その後風車裏に移動する。２時間ロッドを振りっぱなしで、全く反応なし・・。年末釣行の時にも姿を見たが、トッカリ（アザラシ）が辺りを徘徊しているため、アメマスは散ってしまうのだろう。午後から予定があったので、昼上がり。年が明けてからなんとか型は見られているが、調子が良いとは言えない状況である。ロングランの冬の日本海海アメ釣行は始まったばかり・・。今後に期待したい・・。