２０１４年の初陣釣行をいつにしようかと思案していた。２日のキンコさん主催によるＦＦＩＳＨ北海道部屋新年会は相変わらず楽しかった。５日には仕事が入っていたし、７日からは年に１度の旅に出る予定であったので、今年の初釣りは４日に決めた。天候も海況予報もあまりよくは無かった。現地に着いてみると、予想通り波模様は相変わらずタフコン様相を呈していた。日中、風は若干でも収まるかな・・と、期待していたのだけど、厳寒期の日本海のフィールドはそんなに甘くなかった。今日もサーフでの釣りは無理であろう。いつものように、まだ漆黒の闇に包まれた瀬棚の端っこの漁港でキャストを始めたが、結局この漁港では、右も左も舐めるようなアタリさえなかった。相変わらず、薄明るくなった頃合いにたくさんの釣り人が訪れていたようだが、果たして釣果はあったのだろうか？・・。JIJIさんにお会いする。お互い厳しいようだ。右の斜路から戻る途中、左の定番の斜路では、６人のフライマンがロッドを振っていた。そうそうにこの場を切り上げたのて、釣ったところは見ていないが、もちろん全てを見ていたわけではない。ＦＢの友人Ｈ氏の昨日の情報を頼りに、別漁港へ向かう。入口からどん詰まりまで３つ、順番にプールを探るが今日は残念ながらアメマスからのコンタクトは得られなかった。

風車裏に向かう。この時点で昼に近い時間帯である。真ん中で釣っている釣り人と左突堤近くで釣っている釣り人の間でキャストを続けたのだが、短い間隔で強烈に正面右から叩きつけてくるブリザードに辟易してしまう。目を開けていられない・・。そんな中でも散発であったが、両隣りはしっかりと型を見ている。私は、ヒットパターンがわからなくて困惑していた。絶対釣れると信じて使い続けたHiroshi氏が前回ここで掛けたジグミノー・プレスベイトをキャストし続ける。そろそろ昼食かと思い始めた時間に待望のバイト・・、完全に乗ったが、寄せの途中でバレてしまう。再びJIJI氏に合流する。昼食後もブリザードが強烈だ。沖合からまっ黒い雲が連続して押し寄せる。その間隔が短くなったようにも感じた。鵜泊に行くというJIJI氏と別れて、突堤に張り付く・・。絶対に来る！絶対に来る！と呪文を唱えながら、キャストを続けた。今日は、今年の初陣釣行である。ポーズでは帰りたく無かった・・。やがて待望の１本目が来た！。そして、間髪を入れずに２本目が・・。その後も、断続的に猛威を振るうブリザードに耐えながら、キャストを続ける。一旦姿を消したアメマスも粘っていると再び戻ってきた。今日のように北西の風が、風車裏で吹きつけている時には、トッカリ（アザラシ）が入っていなければ、１日に最低１回は、この突堤沿いにアメマスが回遊してくる。回遊してくる時間帯や定位している時間は、その日によって違う。とにかく、粘るしかない。立ち位置的に左前方からから叩きつけてくる風や雪に根負けしたら、アメマスを手中に収めることができないのである。ただ、相変わらず「傍から見たら、ただのアホ・・」そのものの釣りであることは間違いないのだけどね。次回はサーフでロッドを振りたいなあ・・。