２０１２年の幕が明け、一発目の釣行をいつにしようか考えていた。２週目には娘の大学卒業記念に合わせて、家族旅行を計画していたので、出撃するのなら１週目しかないだろう。昨年の晩秋から年末にかけて、職場の異動絡みで慌ただしい毎日を過ごしていたので、年始明けの釣行くらいは、宿を確保してゆっくりと釣りがしたかった。８日には職場関係の仕事が昼から入っていたので、その日は朝食を取ったらすぐに帰還しなければならない。友人との新年会は北桧山の地で７日に予定をしていたので、６日に有給を取得し、６日、７日の２日間と８日の日曜日は、朝のみの釣行の日程を確保したのである。６日の朝３時半過ぎには、高速道を西に向け走り出していた。

６日（金）の海況は、波が高くてサーフで釣りをさせてもらえるような状況では無かった。それで、瀬棚の端っこの漁港からJIJI,s漁港、須築漁港、最後は戻って風車裏へと転戦した。端っこの漁港では未明にいつもの斜路にて、舐めるようなアタリのみでバイトさせることはできなかった。ぐるっと回って突堤の先端でしつこくミノーを引っ張っていると、船道で強烈なアタリ・・。トルクフルなアメマスであった。タモを持参していたので抜きあげ、メジャーを当てると61cm・・。持参したタモの口径が６０cmであるので、ちょうど収まるサイズでわかりやすいね。その後漁港を回ったが全く反応なし・・。廻った漁港の中では、友人が正月にサクラマスを２本ゲットしたJIJI,s漁港は大いに期待していたが、魚影を見ることができなかった。やはり群れ次第なのだろうね。最後に風車裏に向かい、突堤に張り付いてキャストを続けた。年末釣行の時にやはりここで６０ｕｐをランドできたので期待をしていたが、なんとか40cm位のアメマス２本。まあ、こんなもんでしょうというレベルではありましたね・・。

結局３日間の釣りは爆釣と呼ぶには程遠い状況であったが、とりあえず、毎日型を見ることができたのは良かった。最終日の朝には、BOB氏、ＴＫＤＮさんご夫妻とも合流した、今回の会心の釣りは、最終日朝のまだ、真っ暗な時にヒットしたアメマスかな・・。やっぱり漁港の釣りは数少ないチャンスをどのようにものにできるかが、勝負となりそうだね。