札幌から駆け付けたHIROSHI氏とともに、朝の５時にいつもお世話になっているKONCHAN号でエンルムマリーナを出港。大黒島を右に見ながら室蘭港を出ると、東側からうねりが押し寄せ、北北西の風が吹き抜けていた。浮きソウハチが漂っているフィールドは、登別と白老の中間の沖辺り。凪が良ければ室蘭港からでも全速力で３０分くらいで到着できる海域であるのだが、うねりが大きく今日は往路復路とも２時間近く掛かった。帰港してからわかったことだが、室蘭のエンルムマリーナから本日出航したボートはKONCHAN号のみ。ソウハチ水域に着いてしまえば釣りにならないレベルでは無かったと思うが、室蘭港からではやはり遠い。KONCHAN一人なら中止の判断であったのかもしれない。めったに乗船する機会のない我々に気を遣っていただいたのだろう。フィールドには、大型の遊漁船を中心に１０艘くらい来ていたが、地球岬をかわす必要のない登別漁港や白老漁港から出港した船なのだろう。

強烈なうねりの中、ロッドをポンピングしながらソウハチカレイを誘う。はじめのうちは好調であったが、徐々に群れが分散しはじめ、厳しい釣りとなった。今日は時間の経過ととも波が高くなる予報であったので、早めの帰港となった。KONCHANが帰路の途中、根に立ち寄ってくれる。私は根係の連発で、小振りのクロゾイを１本のみ。HIROSHI氏は良型のクロゾイを数本掛けていた。帰港後、KONCHANの獲物もHIROSHI氏と分けていただいた。次回、もう少し凪の良い時期にと声をかけていただきお開きとなった。KONCHANいつもどうもありがとうございます！！