工場長氏を迎えて 日本海海アメ遠征
2013.2.9~10

3年ほど前まで北海道で単身赴任生活をされていた工場長氏が、故郷である岡山に凱旋されてからも年に数度、仕事の関係で北海道を訪れることがある。その週末にタイミングが合えば、BOB亭に泊まって宴会、翌日は釣行を共にしていた。今回も以前から2月に来道予定であることを聞いていた。2週間ほど前に、第2週に日程が決まったとの連絡をいただいた。その日は、HIROSHI氏と北桧山に宿を取っての釣行を画策していたが、工場長氏がせっかく北海道に来られるのであればと、HIROSHI氏と相談の結果、BOB亭にお世話になることにした。まあ、釣りのフィールドが日本海であるため、太平洋側にあるBOB亭に泊まるのは、移動するのに効率が悪いが、工場長氏迎撃釣行ということで、宿を変更したのである。

土曜日の早朝は、単独にていつもの漁港からスタートした。昨年は、2月に入ると、アメマスからのコンタクトが激減し、定位していたアメマスも極端に活性が落ち、ルアーでは厳しくなった漁港の釣りであったが、今年は時化の日が多いせいか、断続的に漁港に新しいアメマスが入り、現在も釣りが成立している。先々週の濁りの影響から、例年であればターゲットにしていないエリアでもアメマスが回遊していたようだ。早速斜路に立ち、ロッドを振り続ける。未明の時間から8時くらいまでの間にランドできたアメマスは3本。合わせを入れられないようなショートバイトも結構あった。この日も外海は、波風ともに高く強く、サーフでの釣りは無理であった。結局太平洋側のBOB氏ゆかりの宿に移動を決めた午後3時頃まで、この漁港で釣り続けた。結果外海側の斜路で1本、第3プールで1本型を追加し、この日の釣りを終えた。

翌朝午前4時に出発。JIJI,S漁港に向かうというHIROSHI氏と別れて、いつもの漁港へ3人で向かう。BOB氏は外海側のプールへ。私と工場長氏はいつもの斜路でロッドを振る。私のスイベルの先に付いているのは、自称漁港スペシャル・・テロテロルアーである。辺りが明るくなってきた時にピックアップ寸前でバイト・・。合わせが決まらず2秒でバレ。反応があったことを工場長氏に伝え、気を取り直してキャストを続ける。今度は少し沖でググンッ!と吸い込むようなアタリ・・、一呼吸置いて合わせを入れる。なんとか乗ったようだ。ランディングをしてみると目寸ではあるが、50を少し超えるサイズの砲弾型のアメマスであった。本日この斜路はこれにて打ち止め。反対側の斜路に移動して、BOB氏に情報をお聞きすると、何本かアタリがあり、乗ったアメマスもいたがバラシてしまったとということであった。その後、第3プールでロッドを振るも私には反応無し・・。対岸のBOB氏の様子を見ると、連続で抜きあげていた。ここのエリアは、BOB氏にしか釣れません・・・(笑)。ふと、視線を感じて振り向くと、YUN氏であった。先刻この漁港に着いたようで、タックルの準備をしていたようだ。スペイキャスターの彼は、今日もこの漁港で十分なアメマスからのコンタクトが得られたらしい・・。その後、風車裏の外海を彷徨う。反対方向から移動してきたHIROSHI氏と合流するも、お互い良い情報は無かった。

風車裏の内海へ移動し、少し早めのランチタイムとする。コンロでお湯を沸かしている間に、風向きが変わった。べた凪であった海面が、さざ波が起き始めている。帰還するというHIROSHI氏と別れて、午後からロッドを振り続ける。しかし・・HIROSHI氏は、道南ではあきらめが早い。道東では、私がリタイアを宣言してもしぶとくロッドを振っているのに・・・。たまに、合わせを入れられないショートバイトがある。型が小さいせいもあるのかもしれない。それでも、延々とキャストを続けた。このしつこさにアメマスも根負けしたのか、やっとまともにミノーを喰らい込んでくれた。目寸45cmくらいであろうか。とりあえず、風車裏でも型が見られて良かった。結局、いつもの漁港で未明に1本、ここで1本・・・。夕方近くまで粘っていた割に実に効率の悪い釣りであった。先週、紛失したグローブの片方を親切に届けてくれたフライマンのまぁさん・・。漁港でも風車裏でもコンスタントに釣り上げていましたね。お見事でありました・・・。グローブ・・ありがとうございました。

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BOB亭にて楽しき宴会

工場長氏を迎えて楽しき宴会でありました。本当にここの温泉は気持ちが良いです。保温効果が高いですね。風呂上がりのビールがうまいこと・・うまいこと・・(笑)。山海の珍味に舌包みを打つ。BOB氏のご内儀とご令嬢が料理を運んでくれる。ここではお初のタコシャブが絶品でありました。酒はビールに日本酒、パーボーンにワインと各自が好みの酒を飲む。釣り談義に花が咲き、あっという間の数時間でありました。後片付け・・すみませ〜ん・・。大変お世話になりました。

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