札幌で開催されたキンコさん主催の旧ＮＩＦＴＹ　ＦＦＩＳＨ北海道部屋の新年会に参加し、本宅に戻って４日・５日は仕事で出勤していた。７日からは有給取得して、年に１度の旅に出る予定であったので、６日に新年初陣の釣行を企てた。ＢＯＢ氏も出撃予定であるというので、ＢＬＯＧの方で現地で合流いたしましょうと話していた。未明というよりは真夜中に本宅を出発する。気温は、予報通りマイナス５〜６度で極端に低いわけでは無かったが、道南も道央ほどではないが降雪続きで、高速道は行程の室蘭・登別インターから国縫まで、速度が５０ｋｍ規制であり、路面は圧雪、アイスバーンの状況であった。現着６時、ＢＯＢ氏の車はあったが、いつもの斜路に姿は見えず・・。彼が２日、４日に訪れた時に調子が良かった反対側のエリアに行っているのだろう。私は、定番の斜路を外すことはできず、いつも定位位置にて釣り座を構え、まだ真っ暗な海面にルアーを打ち込んだ。港外の風速は１０ｍ近くあったであろう。いつもであれば、港外の風が強くても、港内は比較的穏やかであるのだが、今日は完全アゲインストで、港内であっても結構風が強かった。水面もさざ波が立っている。この状況は、結果的には良かったのかもしれない。明るくなってからも反応が続いたから・・・。

私が南の漁港に到着した時、ＢＯＢ氏以外の釣り人が一人ちょうど、タックルの準備を終えて斜路に歩き始めていた。この方も結局定番斜路を素通りして、隣のエリアに姿を消した。結局いつもの斜路は私一人の貸し切りであった。定位置に立ち、まだ真っ暗な中をキャストを始める。ルアーの着水点は暗くてよくわからかったが、アゲインストの風が強くいつもよりは飛んでいないように思えた。徐々に明るくなってきた頃合いに、例のテロテロルアーにコツンッ・・ググッという感じのアタリがある。乗っても良さそうなアタリであるのに乗らないのである。辺りが白々と明るくなった頃合になっても同じようなショートバイトが続いた。この状態は、過去の経験からこのエリアに居るアメマスが、かなりスレテいる状況であると思われた。風が強くてペンシルでは飛ばない・・。明るくなってわかったことだが、濁りも入っている。手元がしかっり見える明るさになったので、ジグミノーに交換、数キャスト目に待望の一本をランドできた。その後はしばらく反応が無い状態が続き、気になっていたＢＯＢ氏の居る隣のエリアに移動する。すると、ちょうどＢＯＢ氏が戻ってくる最中で、さっそく状況をお聞きするか、全く反応が無いとか・・。それならば、いつもの斜路の方が良いと元居た場所に二人で戻る。お立ち台に立ったＢＯＢ氏が斜路左側で連発。今日はこちらにアメマスが定位していたようである。私も便乗釣法で２本ゲット。結局ここでは、未明の１本も含めて、ＢＯＢ氏ともども３本ずつ型を見ることができた。

その後北上する。瀬棚界隈は、強烈な風が吹き荒れ地吹雪でホワイトアウト寸前・・・。後続のＢＯＢ氏の言では、私は何度も道路のど真ん中を走行していたらしい・・。今日の状況では風車裏であっても厳しい。もちろんサーフは全く釣りにならないだろう。仕方がないので、漁港巡り・・。まずは、ＪＩＪＩ，ｓ漁港へ・・。ぐるっと一回りしながらルアーを打ち込んだが、反応なし。さらに北上を続け須築漁港へ・・。先客がいたので情報を聞くとそこそこ反応はあるようである。さっそくＢＯＢ氏と二手に別れてキャストを始める。チェイスは確認できたがバイトには持ち込めない。正月休みの最終日、やはりここのアメマスは相当にスレているようだ。しかし、アメマスは漁港内にいるということで、強烈なブリザードの中、ＢＯＢ氏と二人で粘りに粘った。結果、ＢＯＢ氏２本、私１本という結果わ得られた。私がアメマスにバイトさせたルアーは、十勝川仕様のスプーンである。ここのアメマスはスレているので、変わり種のルアーに反応があったということか・・。まあ、新年１発目の釣行で型が見られて良かった・・。強烈な吹雪が続く・・、これは身体に悪いと１４時を廻る頃にはＢＯＢ氏ともども撤収することを決める・。次回に期待しながら・・。