アワビOFFのデフォルトメンバーであるHIGEさんが、仕事の都合で今回は参加できなかったが、HIROSHI氏とムラ氏それに私の３人にてアワビOFFを開催した。過去数年このアワビOFFを開催する度に、「嵐を呼ぶ男・・」の影響があったのか無かったのか定かではないが、いつも壮絶な天気模様に出くわす事が多かったような気がする。しかし、今回は土・日２日間を通して、比較的穏やかな海況で経過した。こんなことは初めてであったかもしれない（笑）。私は、例年であれば未明から意気込んで日本海へ馳せ参じていたのであるが、この週末は土曜日の午前中に仕事が入ってしまった。昼食を食べてから出発という実に気合の入らないスタートになった。翌日も朝食を宿で摂ってから出撃と実にのんびりモードの釣行である。まあ、今回の会の目的は以前にも記した事があるとは思うけれど、道東や淡水域の開幕を祝し。今年１年間また幸せに釣りができる事を祈念しながら、うまいものでも食べ、酒を飲みながら大いに語ろうではないか！的・・趣旨で開催されているものであるから、それはそれで良いのである。たとえ、１本のアメマスに巡り合う事ができなくてもね・・（笑）

これも同じことを何度も書いているが、大成町にある「アワビ山荘」は私が山岳渓流オンリーで道南の渓をさまよっていた頃からの定宿である。以前「３０泊はしている・・」とどこかで記したけれども、そんな数ではないね。３０年位前から利用していて最低年に２回、多い時では５回くらい泊まっていたから、少なく見積もっても８０泊以上はお世話になっているだろう。まあ、そんな話はどうでも良い（笑）。ここは、国民宿舎で町営であるがゆえに料金設定は極めてリーズナブルといえるだろう。ただ、当初はアワビ料理に関しては定食には付かずに全て特別料理の別料金設定であったはずである。「アワビ山荘という名前なのに定食にアワビが付かないのはおかしい・・。」という声がどこからか上がったのであろうか？若干、宿泊料は高くなったが夕食にアワビの刺身が付くようになった。また、朝食も以前に比べてかなり改善されたように思う。今では、泊り客が多い時にはバイキングスタイルを採用している。夕食の特別料理も種類が増えたね。今回は、アワビの刺身は最初から付いているので、「アワビの磯焼き（うにスープ仕立ての陶板焼き）」「アワビの網焼き（一般的に踊り焼きと言われているようだが・・）」を特注した。それでも、料金は全て込みで１泊２食付で１万円は越えないのである。温泉も最高だよ！。３０年も通っているとここの浴場の変遷を語るのも面白いかもしれない。それは、次回という事にて・・（笑）。

さて、釣りの方はどうであったのかと言うと・・・今回はご愛嬌ということにて・・（笑）。初日、夕刻に鮎川海岸にてロッドを振るが全くアメマスからのコンタクトは得られなかった。サーフで釣りをしていた数人に声をかける。やはり彼らの狙いはアメマスなんて眼中には無く全てサクラマス狙いのアングラーであるようだ。平田内の平盤にも結構釣り人が刺さっている。撤収時にしばし、道路脇にて彼らの様子を見ていたが釣れている様子は無かったね。サーフを歩いている時にすれ違ったルアーマンに情報をお聞きした。朝方にこのサーフにて４本上がったということであったが、この広い鮎川海岸のどこで釣り上げたのかは定かではない。どのくらいの釣り人がいたのかもわからないけれど、爆という状況では無かったことは間違いないだろう。２日目は、朝食を摂ってからゆっくり出発して北上する。瀬棚界隈のサーフにて、待望のアタリがあったが乗らず・・。その後同場所にて、ムラ氏が１本ゲット。雰囲気的に大きな群れが定位していたとは思えないので、私がばらしたアメマスをムラ氏が釣り上げたということにしておいた。（笑）温泉ホテル北桧山にて昼食後、撤収するというHIROSHI氏、ムラ氏と別れて単独ロックに出撃する。過去にサクラマスの追いを何度か確認できたエリアではあるが、今回も駄目であった。

５月の声を聞くまでは、やはり今の私の仕事の立場上釣りのタイミングを作るのは極めて難しい。でもね・・・忙中閑にて出撃のタイミング推し量っている自分がいる。虎視眈々と狙っていきたいものだ。仮に駄目であっても・・・ね。