島牧・瀬棚海アメ釣行

今週末は、金曜日の夜に準公務の宴会が入り、土曜日の午前中が仕事で出番。出撃は日曜日にと考えていた。土曜日に日本海に出撃していた仲間から情報をいただく。島牧では何箇所か転戦したがアメマスは不在であった模様だ。それで、瀬棚まで南下して漁港で型を見たとか・・日曜日は天気、波予報ともにまずまずのようで釣りには支障が無い。それで、未明の出撃はやはり瀬棚の漁港とした。その旨をBOB氏に連絡。日曜日の夜明けに漁港で合流と約束して電話を切った。太平洋側も土曜日にまとまった雪が降った。いつもの高速道路から見える景色も一面雪景色に変貌しており、やっと例年並の様相といった感じである。太平洋側でこれだけ降っているのなら日本海側はさぞかし・・なんて思っていたが、全く降雪がないわけではないが、思っていたほどではない。途中寄った今金のコンビニのおばさんの話では、こんなに雪の少ない冬は過去に経験が無いとか・・まあ、まだ１月である。本格的な冬はこれからだ。前半の反動が大きく後半にのしかかってくるなんていう事は勘弁して欲しいものだね。できれば、このまま穏やかに春が訪れて欲しいものだね。

未明に予定通り漁港に到着すると、すでにBOB氏は釣り支度も終え、車の外で佇んでいた。先週ご一緒したK氏も一緒に来ているようだ。さっそくタックルの準備をして、まだ薄暗い中を斜路に立つ。手元が見えるようになるまでまだ少し時間があったが、釣り座に立ってしまうとやはりキャストをせずにはいられない（笑）幸いにして、この時間の段階で他に釣り人の姿は無かった。ルアーがどこに飛んでったのかも確認できないような明るさであったが、リトリーブ中にアメマスからのコンタクトはあった。ただ、先週に増して著しいショートバイトである。その感触をどんなふうに、表現すればよいだろうか・・サーフでミノーを引っ張っている時に波打ち際に近づくと浅くなって、ルアーが底にゴリゴリこすれる感じがするよね。そんな感じのアタリなのだ。ルアーにまとわりついてくるような、突っついているような・・漁港の深度や使用しているルアーがフローティングのシャローリップであることを考えるとルアーがボトムを擦っているなんてことは考えられない。やはり、それは間違いなくアメマスのアタリなのだ。もちろん、こんなアタリでは合わせなんか入れることはできない。そうこうしているうちにAKAさん、としーさんと合流。AKAさんと軽く情報交換をしながらミノーを引っ張っていると突然ガツンとロッドが絞り込まれる。今度はがっちり合わせることができた。ラインに掛かるテンションは、その先に付いている鱒が、良型であることを伝えていた。ランディングして計測してみると５１ｃｍ。今年初の５０upは嬉しかったね。そして、まもなくAKAさんのロッドも弧を描いている。砲弾型のコンディションの良いアメマスであった。結果的に仲間内では、この２本で終了となってしまった。時折、水面にもじりなんかを見ることができたのだけど、ルアーにもフライにもなかなか口を使ってはくれないようだ。一度大シケのタイミングで、港内のアメマスが新しい群れと混ざり、リセットされることを期待したいね。後、これも私見なのだけど、この漁港のアメマスは他のフィールドでの常識となっている、スレたらルアーのサイズを落として・・・・ということが通用しないように思う。ミノーがアメマスの目の前を通過した時、食い気があるかどうかということが問題なのだ。食い気があれば、１２ｃｍという大きさでもガンガンバイトしてくる。食い気が無ければ３cmまで落としても見向きもしないといった感じた。後、リトリーブの仕方にも関係があるようだ。その日によっても違う。前回有効だったペンシルベイトのフォーリングは全く効果が無かった、今回は強烈なトゥィッチを入れながらのデッドスローにバイトしてきた。ミノーのサイズも１２ｃｍだ。その日の鱒の状態によって、効果的なメソッドを探るのも、鱒に出会うための大事な要素になるだろう。

その後、サーフから風車裏へ転戦するも。芳しい釣果は無かった。サーフではかなりの距離を歩き、とあるワンドでやっと１本。数匹のチェイスが確認できたのでこれは・・・・と思ったけど後が続かない。単なる通りすがりだったのだろうか？・・・反対側からやってきた釣り人に情報をお聞きすると、土曜日に利別河口でサクラマスが上がったらしい。サクラマスも少しずつ接岸してきているようだが、まだ宝くじだろう。昼頃、風車裏に移動して昼食。ここも相変らずのベタ凪だ。釣れる気がしなくて結局島牧へ移動。レスト前でしばらく様子を見ているとポツポツと釣れている模様だ。ここも、ほぼベタ凪の状態。私は、今シーズン初めてフライロッドを持った。風も無く穏やかな海況であったので、キャストがへたくそでもそれなりにラインを送り出すことができた。しかし、アメマスからのコンタクトは無かった。左側に列を成している辺りでは、結構上がっている。他のアングラーに迷惑が掛かると思い、一人少し離れたところでキャストはしていたが、立ち位置がアメマスの回遊場所を外しているとは思えない。後で他の仲間から教えていただいたのだけど、アメマスはこの日ボトムの方に居たようだ。インタミでは棚が合っていなかったのかもしれないね。まあ、鱒に巡りあえなかった理由はまだたくさんあるとは思うけどね（笑）