新しく購入したPCの設定とメンテに充てようと思っていた今週末の休日。金曜日の夜に携帯メールが届いていた。なんと！エゾかずさんからの釣行の打診であった。彼は、仕事柄、土日が休みにならない場合が多く、なかなか一緒に釣りに行くタイミングに巡り合えない。今回は、たまたま土曜日が休日になったとのことで「一緒に釣りに行きませんか？」という内容である。昨年は、何度か釣行をご一緒していただいたが、今年はタイミング悪く同じ室蘭に居住しているにも関わらず、一度もご一緒していなかった。即刻、電話を入れる。そして、翌朝未明にエゾかず氏の家に迎えに行くことを約束して電話を切った。

また、やってしまった・・・。メモリカードをカメラに入れ忘れてしまった。仕方がないので、携帯のカメラ機能を使ってサイズを大きくして撮ったのだ。ただ、この携帯のカメラ、リアルタイムのBLOGupで酷使しすぎたせいだろうか？近くのものにはオートフォーカスが効くのだけど、離れた被写体には効かなくなってしまっている。修理に出そうとは考えているのだけど、なかなかその暇もなくてね。というわけで、今回のレポートはピンボケの写真が多いということでご容赦願いたい。
エゾかずさんと相談の結果ヤマメ領域に出撃することにする。ここは、先週末ご一緒したY氏ご夫妻から逆に情報をいただいた場所だ。先週末に8寸クラスのヤマメが2時間足らずの間に1人10本くらいずつ釣れたという話である。その川やフィールドの環境を考えると、絶対に竿抜けであると考えていた。近いうちに行ってみようと思っていたが、さっそくその機会が今週訪れた。私とエゾかず氏が訪れた早朝、残念ながら一人の餌釣り師が入っていた。それでも、ポツリポツリと何とか3本。倒木脇の同じポイントで8寸級を2度連続バラシ！これが、悔しかったね。上流域の堰堤では、尺を優に超えている幅広ヤマメを現認した。こいつは、なかなか簡単にはバイトしてこないだろうな・・・一雨後あたりに再度訪れてみたいね。

今時期、まとまった雨も降らず、どこの渓も渇水で喘いでいるという状態なのに、この水系の沢だけは水も冷たく豊かである。前回BOB氏と魚止まで詰めた時ほどの魚影の濃さは感じられなかったが、まずまずの釣果を得ることができた。やはり、ここは・・と思うポイントからイワナの反応がないのは寂しいものだ。ここは、期待を裏切ることは無かった。2人で交互に遡るが、尺上も数本混じり楽しい釣りができた。エゾかず氏のドライの釣りが実に楽しそうであったね。ルアーにももちろん反応はあるのだけど・・後ろから見ていて、パラシュートが見事なキャスティングでポイント上部にプレゼンテーション・・・ゆっくりとフライが流れる・・ここだ！と思うところで、パシャッ！とイワナがフライを咥えこむ・・・ロッドがバットからしなって、イワナとのやりとりが実に気持ちがよさそうだ。水温は、相変わらず低めに経過していると思うのだけど・・・やはり盛夏だね。山岳渓流はドライの最盛期を迎えたようだ。次回は、フライロッドを持ってみようか？そのためには、ルアーロッドを車に積まないようにしなければならない・・できるかな？(笑)