7日にBOB氏と釣行の約束をしていた。しかし、波・風の予報ともこの日から最悪であった。BOB氏とは、メールのやり取りの中で天気の推移を見計りながら最終的には6日の夜に判断しましょうと話をしていた。そんな折、5日の夜にHIGE氏からのメールがある。６日に彼は出撃するそうだ。「あなたは、どうする？」という内容であった。彼は決して、強い勧誘の仕方をしない。私は行くけど、あなたはどうするの？っていう柔らかいものだ。「どうしようかな〜〜」なんて、返信をすると・・「この3連休は、明日しか釣りになりませんよ・・明日の状況は、逐次メールでお知らせしますね・・」と畳み掛ける。実に人の心を揺さぶるのがうまい！（笑）・・・BOB氏には抜け駆け釣行の詫びのメールを入れ、釣具を車に積み込んだ。行き先は、瀬棚か島牧で迷ったが、島牧の状況はHIGE氏から逐次連絡が入るだろう。ということで、瀬棚に進路を決めた。

元旦、2日に赴いた風車裏のポイントに着いた時にはすっかり夜は明けていた。すでに、数人の釣り人が竿を振っていた。風は体感で４〜５mは吹いているようだが、出し風だ。海は完全ベタ凪。左側の突堤の方でも数名ロッドを振っている。タックルを準備している間、様子を見ていたが、やはりかなり厳しい状況のようだ。スプーンをスイベルに繋ぎ、浜へ降りて第1投。実に良く飛ぶ(笑)。この状況では、高速早巻きのリアクションバイトで食わせるしかないだろう。ということで、リールのハンドルをせっせと巻いていると、30mほど沖でゴンッときた。35cmくらいのブツであった。一投目からヒットとは幸先が良い。これは・・・と思ったけれど後が続かない。サーフを右に見える突堤の方に移動しながらジグを打ち込む。しかし反応が無かった。朝方、すでに釣りをしていた人たちが引き上げ始める。やはり、釣れていないのだろう。鱒は、あらかた港から出て行ってしまったのか？・・突堤にたどり着き、上にあがり先端の方に移動。陸に向かってミノーを引っ張る。すると、数本のアメマスが後を追ってくるのが見えた。型もなかなか・・・今日は出し風なのでこちらの方に溜まっていたか？・・喜び勇んでロッドを振り続ける。ところが・・位置が高いのでチェイスしてくるアメマスが丸見え、チェイスからバイトに至るまで完全なサイトフィッシングだ。ところがやはり、早合わせになってしまうのか・・・バイトしても針がかりが悪く、寄せの途中でバラシたり、ぬき上げの途中で落っことしたりしてしまう・・・ここなら、ショアからでも届くということで、サーフに移動。追い風に乗せて、軽めのジグを70m以上の遠投をかける。着水まもなくドン！そこからが長い・・・手応えとロッドの曲がりから結構良い型であるのがわかる。ドラグが滑っているわけでもないのに巻けども巻けども鱒の姿が見えない。相当沖でバイトしている所為だろう。やっと、ランディング！という段で、ギラッっと反転・・・でかい！今年に入って最高のブツだ！。と思った瞬間にフックアウト・・・。気を取り直して、キャスト数投目でまたヒット！！ところが、またしてもランディング間際にバラシ・・・そして、鱒たちは姿を消した・・・・結局、これだけの鱒の反応がありながら1本も獲れなかった。やはり、私も修行が足りないようです(笑)いやぁ〜〜悔しいね！！

その後、別なサーフに移動するも反応なし。午後からは島牧へ転戦・・・やはりベタ凪・・・18番・・そしてHIGE氏と合流後は、永豊の海岸で竿を振るもアメマスからのコンタクトは無かった。今日の釣りは、あの午前中の突堤での攻防が全てであったね。結果は・・・玉砕でした・・・