日本海側 須築漁港の釣り
2005.2.11~12

金曜日にちょっとした職場のイベントを終えて、土曜日の朝はゆったりと過ごしていた。天気予報や海況状況は今週末も厳しい状態であった。SHUさんよりрェ入る。現在、お仲間と島牧にいる模様だ。予想通り、現地の海況は最悪らしく、フライマンの彼らにとって釣りをさせてもらえる状況ではなかったようだ。鵜泊に行くという彼に、先週、釣果のあった太平洋側の漁港の様子を知らせる。ただ、ここが爆であったのは2週間前・・・・だんだんシビアになってきていることも付け加えておいた。(まさか、ここにトッカリが入っているとは思ってもいなかったけどね 笑)やはり、今週末は自宅待機か・・・と、現在出撃中の仲間のBLOGをのんびりと眺めていた。すると、札幌の某氏のBLOGにアメマスの写真がリアルタイムで掲載された。この1枚の写真が私の出撃へのトリガーになってしまった(笑)携帯によるリアルタイムのフォトのUPには嘘が無いし、誤魔化しも利かない。私もやっているのでよくわかるのだけどね・・・私は、話だけの情報はまともに信じることができないんだよね(笑)まあ、相手にもよるのだけど(笑)でも、本当に1枚の写真の価値というのは、その話が事実として受け止められる大きな影響力を持つと思っている。さっそく、р入れ情報を聞く。なんでも、彼は熊石から転戦してきて、須築漁港にいるらしい。そこで、浮きタックルの餌氏たちが爆の状態だというのだ。電話を切って、すぐに宿に予約を入れる。30分後、気がつくと車は高速道を西に向け疾走していた。

高速を豊浦インターで降り、黒松内を抜け島牧に入る。島牧は、予想通り波高く、風強しといった感じで海は荒れ狂っていた。18番の駐車場横を通り過ぎる。そこには、相変わらずたくさんの車が駐車していた。素通りなので状況はわからない。私が目指したのは須築漁港だ。現地に着いたのは、午後の2時頃、ひょっとして竿を振っているかもしれないと思っていた。某氏も某方もすでにこの場所にはいなかった(笑)突堤にルアーマンが2人、餌釣り氏が1人。私も、さっそく混ぜてもらう。何をどう流してもまったく反応が無い状態が続く。先端にいた2人のルアーマンが引き返してきた。情報を聞くと「全く駄目!ひとかすりも無い!」ということであった・・・・その後、餌氏が3人ほどやってきて並んで釣る。誰も釣り上げていない状況で、辺りが薄暗くなる。5時を少し回ったところで、餌氏の1人が「来た!」と叫んだ。見ると浮きが消しこんで、竿が満月のように曲がっている。ところが、突然テンションがなくなってしまう。どうやらバラシてしまったようだ。アメマスの回遊があったいうことで俄然やる気になる。斜路の際を、丁寧にミノーを流す。待望のバイト!ところが数秒でバレ。数等目にまたヒット!今度は、がっちりフッキングできたようで、突堤の上に抜き上げる。型は35cmくらいであったが、まずは良し!その頃には、辺りは既に真っ暗。釣り人が引き上げていく。私は宿が近い安堵感もあって、さらに粘った。そして、1本追加、さらにバラシで本日の釣りは終了となった。最後は車のヘッドランプを付け、海面を照らしての釣り・・・・我ながら狂気じみていると感じてしまったよ(笑)その時にはすでにバイトはなくなっていたけどね。写真・・・真っ暗な中で適当に撮ったので、構図もピントも滅茶苦茶だよ(笑)

2日目、5時半起床。朝食前に歩いても3分しか掛からない漁港に出撃。車が1台停まっていた。さっそく、ミノーをまだ薄暗い海に放り投げる。反応が無い・・・隣のフライマン2人も駄目なようだ。浮きタックルの餌氏登場。ちょっと話をすると、なんでも地元の方で、昨日も午前中来ていたらしい。某氏の情報どおり結構釣れたと話していた。なんでも、昨日はルアーやフライでやっていた人は誰も釣り上げていないという。釣り上げたのは全員餌氏だということだ。絶対餌だ!と、のたまう。(笑)私も素直にその人の言うとおり浮きタックルに変えた。タイムリミットは8時。現在7時半・・・寒くて足をジタバタしながら浮きを凝視していると突然、その浮きが水中に消しこむ。ラインのたわみを取って大あわせ!乗った!ふと隣を見ると隣も竿が曲がっている。ダブルヒットだ!たまたま群れが通過したのだろうけど・・・昨日のブツに比べるとずっと海アメらしい(笑)だけど・・・それっきり・・・・。以上で終了となった。しかし・・・ちょっと感じたことなのだけど、浮きタックルで専門に狙っている人の竿は、磯竿の長いの(5m以上)を使っている。私のように、ルアーとの兼用ではない。軽くキャストしているように見えるのだけど、浮きが漁港レンジの半分を軽く超えるんだよね。鱒とのやりとりも楽しそう・・・やっぱり、それ専用の竿がベストなのだろうね。右の写真は、宿の部屋の窓から写した。部屋から釣り場が見えるのだ。その後は、一度釣り場に戻ったが、車から這い出る気がしなくてそのまま撤収となった。今回の釣行で、釣りをしたのはここ・・須築漁港のみ・・・こんな海アメ釣りも初めてかもしれない・・・

札幌のイワナさん、貴重な情報ありがとうございました。お礼申し上げます。

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