４日間の強制労働を終えて（笑）休日勤務の振り替えを２６日（火）に充てた。以前からこの日は出撃しようとたエゾかず氏とともに画策していた。事前のメールでの打ち合わせの中では、この日の行程は、午前中に日頃私が通っている場所とは違う水系をご案内いただき、午後からは尻別川の尺ヤマメポイントを探ってみようということであった。予定通り、早朝、自宅まで彼を迎えに行き一路高速道を西に向けて走り続けた。現地まで後わずかというところで、考えてもいなかった事態に遭遇してしまった。詳しくは書かないけど予定していた流域に行くことができなくなってしまったのだ。彼は、予定していた場所に行けなくなったことを詫びていたが、このアクシデントは事前にわかりえるはずも無く、もちろん彼の所為ではない。あきらめるより他に術がないのだ。相談後、同じ水系の別流域に行ってみることにした。

この川、数年前に何度か来たことはあるが、こんな上流域までは足を運んだことが無かった。下流域は、里川の風情で穏やかな渓想といった雰囲気だが、この辺りはだいぶ様子が違っていた。巨岩が川幅いっぱいに鎮座し、水量も多い。連続した落ち込みのある階段渓流といった様相を呈している。ターゲットはヤマメとイワナ・・下流の方に堰堤はあるが、魚道が付いているので遡上アメマスも期待ができるという。今回は、イワナがメインでヤマメが少々いう感じだ。やはり、この川もヤマメのポイントからイワナが飛び出してくる。釣れるヤマメも新子が多い。ここに入る釣り氏もヤマメのみキープしてイワナはリリースという図式ができあがっているようだ。エゾかずさんのお話では、魚影もいまいちということであったので、早めに切り上げ昼食をはさんで、午後からは尻別川へ移動することにした。

今年、支流も含めて尻別川で釣りをするのは初めてである。この川のポイントとなる流域もエゾかず氏にご案内いただいた。この川相変わらず魚はたくさんいるようだけどハイプレッシャーだ。特にルアーでのヤマメは非常に厳しかったな。そして、非常に悔しかった。正確にはランディングしていないので大きなことは言えないけれど、間違いなく８寸・９寸クラスのヤマメがルアーにも反応していた。ピックアップ寸前ぎりぎりまでのチェイスや荒瀬でのカウンターアタックは何度あったことか・・・著しいショートバイトでしっかりフッキングできなかった。また、４０ＵＰのニジマス（多分？）のチェイスがあり、バイトしていないのでそのポイントでだいぶ粘ったけど２度は姿を見せてはもらえなかった。そんな折イワナだけは心を和ませてくれる。撤収間際にヒットしたブツは、ジャンプ１番。一瞬ニジマスかと思ったけど体腔のある尺上のイワナであった。なかなか寄せられずエゾかず氏にランディングしていただいた。左下の画像は彼がドライで掛けたヤマメ８寸。その後に９寸も追加・・・・実にお見事でした。う〜ん、ルアーでも獲れると思うのだけどね〜。チェイスがあるので後はいかにバイトさせるかが鍵になると思う・・・でも、今日は完敗気分・・敗北宣言だ！・・・・尻別川の高速ヤマメに翻弄された１日でした・・・・・・。