淡水本当にファイナル 十勝川釣行
2005.12.10

仲間内からの「嘘つき!」という呆れ野次にもめげずに、先週末に続いて今週末も十勝川へ出撃してきた。今回のこの釣行を決めたのは前日の金曜日だ。本当は、来週末予定している島牧ミニオフの下見釣行か、巷の噂では12月の解禁開け以来調子が良さげな洞爺湖釣行を目論んでいた。ところが、金曜日に天気予報や波予報を見ると最悪であったね。島牧は波4m。洞爺湖は最高気温でマイナス5度。淡水かつ止水の終日氷点下は辛いよ。道東のほうが今週末に限っては、天気も良いし、条件も良さそうだった。一人で行くのも寂しいので、同じ室蘭のエゾカズ(旧 エゾにい)さんに連絡。快く同行を承諾していただいた。しかし、日帰りで室蘭から日勝峠を越えて道東まで出かけるのは、私の体力では十勝までが限界だね。往復9時間車で走って、現地での釣りは正味5時間。車中、話し相手のいない状態では辛かったかもしれない。急なお誘いに快く承諾してくれたエゾカズさんに感謝だ。

途中の日勝峠は往路で、マイナス8度、復路はマイナス14度であった。ところどころ圧雪アイスバーンの所はあるが、強烈に塩カリを撒いている所為か、路面が出ているところが多く、走りやすかった。十勝川の現地に到着したのは9時半頃。気温はマイナス11度。強烈に冷え込んでいたが、風が無いため暖かく感じる。川の状態も先週のように次から次に上流側から薄氷が流れてくるといった状況では無く、岸際には相変わらず氷が迫り出していたが、しっかり開いており釣りにならない状況ではなかった。しかし、昼過ぎ辺りでやっと0度。終日ガイドやラインはバリバリに凍っていた。3時を過ぎる頃からは、急激に気温が低下していくのが体感できた。

先週に引き続きSHUさんご一行(SHUさん YUNさん ABUさん)に合流、さらに途中釧路から馳せ参じた西別川さんと合流。今日はこの流域、終日私たち6人の貸切でありました。ルアーフライともに好調。しかし、みなさん本当によく竿が曲がっていましたね。あちこちから「デカイ!デカイ!」とか「60U!60UP!」とか「また、釣ってるよ!」とか・・・大の大人達による無邪気にはしゃぐ声が、川面にこだましていましたね。この流域、相変わらず魚影は濃い。アベレージ50、全員で60upも10本くらいは上がったのではないかな?

この流域も後・・・・・月末までには厚い氷に閉ざされるのだろうな。現在でも水温はおそらく、1度か2度といった世界だろう。タフで強靭な、在来種アメマス・・・北海道の代表的なネイティブトラウトだね。北海道に生まれて良かったとつくづく感じた釣行であったよ。

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