道東河口遠征

北海道ＯＬＭが、表記の日程で道東河口域をメインに実施された。このＯＬＭは７月に西別川・知床をメインに開催されている本家ＯＬＭのミニバージョンである。今回は、本州から空路で参加された西別川氏、鵜住居氏、ハミングウェイ氏、藪の高橋氏の４名を北海道組であるHIROSHI氏、ムラ氏、そして私の３名が迎え撃つ形で総勢７名によって開催されたのである。この晩秋のミニＯＬＭは過去にも数年前から何度か開催されている。ターゲットは、今時期もちろん遡上砲弾のアメマスである。北海道では全体的にこの時期に若干のずれはあるが、海で回遊していたアメマスが一気に川を遡上し始める。それは、大きく２期に分かれているようで、早い地域では８月中旬以降から川を遡っている鱒もいるようだ。いわゆるファーストラン、産卵遡上群の個体だ。そして、後半は越冬遡上群いわゆるセカンドラン。このセカンドランの鱒たちをターゲットに道東界隈を彷徨ってきたわけである。(掲載フォトは、仲間からも提供）

北海道全域でアメマスが遡上するのにどうして、札幌や室蘭などの道央・道南圏から車で片道７時間以上もかけて道東に足を運ぶのか不思議に思う人もいるかもしれない。これは私個人の考えのレベルになるのだけど、道南域に比べて格段に釣り味が違うというのが理由だろうか。この釣り味というのは、まずはもちろん数や型だ。道南域では、１日で３０本以上のアメマスが釣れるところを私は知らないし過去にその経験も無い。それが６０ｕｐなら普通で、運がよければ７０ｕｐがいとも簡単に釣れてしまうのだ。さらに、フィールドが持つ独特の雰囲気が私は好きだ。それは釣り場までの風景であったり、その川の匂いであったりする。道東は、そこに通い続ける私や仲間達にとって実に魅力的なところなのである。

数年来の付き合いが続いている気心の知れたＮＩＦの仲間たち。中には、お会いするのは数年ぶりという方もいたのだが、違和感をまったく感じない。夜の宴会も楽しかった。明日は未明出撃とみんなわかっているのだが、夜更けまで釣り談義は続く。楽しいひと時だ。ちょっと、酒は飲みすぎのような気もするが・･（笑）

グッドコンディションのアメマスたち。私で８０本以上。仲間の中には３桁以上の釣果があった人もいた。概ねゲストの方たちも満足されたようだ。どのフォトを掲載しようか迷ってしまった（笑）今回の釣行の様子は、ＢＬＯＧのほうに30枚以上の写真をリアルタイムでＵＰしている。興味のある方は、そちらをご覧いただきたい。
2005．バックナンバー１1月