今の時期、アブが多くて閉口してしまう。車のドアを開ければガンガン中に入り込むし、釣りをしていても常に１０匹以上は身体にまとわりついてくる。蚊取り線香を背中にしょっていてもアブには太刀打ちできない。やはり、8月であったと思うが１０年ほど前に足蹴良く通っていた上の国の天の川釣行を思い出してしまったよ。あの時は、百匹というレベルでまとわりついてきた。最初は刺されるんじゃないかと思って走って逃げたよ。実に無意味な行動だ（笑）こいつら、動くと集って来るけど、動きを止めると拡散するんだよね。まあ、ほとんど被害は無いのだけど、実にうっとうしい存在だ。たまに、かじられる事があるけど・・このアブ、台風の通過と共に９月に入ると一気に姿を消してしまう。全部、落ちてしまうのだろうな。

今日は雨予報であったが、午前中はなんとか釣りになるだろうとの判断で、旧知の仲間と道南の山岳渓流を彷徨ってきた。ここ２年ばかりの間、なかなか釣行のタイミングが合わずに同行できなかったトーシロー氏にご案内をいただいたのだ。私にとっては初めての流域である。初めての渓というのは、なんかわくわくするよね。同行のHIROSHI氏、ムラ氏も含めて全員数、型ともに恵まれた楽しい釣行であった。岸壁にはカラスアゲハの営巣があるようで、渓に乱舞する姿が美しかったよ。

実は、今回の出撃が決まったのが昨日だ。お互い日常の行動パターンはすべてお見通しで読まれているという仲なので、悪い相談は決まるのも早い。（笑）雨模様で蒸し暑く、アブの襲来には参ったけど、仲間内の釣行は楽しく有意義なものであったよ。

午前中のみの釣りであったが、アベレージ9寸。全員に尺がでた。最高はHIROSHIの体こうの大きい36cmのブツであった。みなさん、お疲れ様でした!