落ち込みの脇に、ラインを送り込む・・・マーカーが巻き返しで水面に漂う。そのマーカーがスッッと消しこむ。手首を返して合わせを入れる・・強烈な生体反応がロッドを通して右手に伝わる・・次の瞬間・・バッチーン！！「チキショー！」今日は何度合わせ切れをしてしまったことだろうか？イワナ氏に「shinyaさん、リーダーは？Ｘ使っているの？」と尋ねられ、正直に６Ｘと答える。フライはリーダー直結でティペットなんて使っていない。イワナ氏曰く「６Ｘ！？それじゃあ、ダメだよ！ここのイワナはサイズがでかいしパワーがあるから、最低でも５Ｘはないと・・・４ＸでもＯＫだよ！」なるほど・・ラインが細すぎるわけね。それじゃあ、とリーダーを交換するのがもったいないので、６Ｘの先端部分のかなりの長さをカット。フライを直結する。そして・・・また・・バッチーンだ・・そんなに強引な合わせはしていないつもりだ。なのに、何故切れる？イワナ氏さらに曰く「shinyaさんのあわせ切れした奴・・全部デカイ奴だよ！」そういえば、８寸から９寸くらいの奴は、なんなくフッキングしてランディングしている・・・イワナ氏は尺上の連続ゲット！フライの腕の差は歴然としているのは認識しているれれど・・やはり、素直に５Ｘに交換すべきであったか・・・まあ、でかいのはバラシまくったけどこの時期、新緑季節に渓を彷徨うのは実に気持ちが良かったね。釣行の詳細はshinya BLOG 5月から

日当たりの悪い斜面には、まだ残雪がある。これは、スノーブリッジの名残か？

イワナ氏に話を聞くと、平水時よりは若干水量が多いようだ。雪白末期といったところだろう。

イワナ氏が釣り上げた４０ＵＰのイワナ・・イワナ氏、さすが、この川には精通しているらしく付き場を心得ている。尺上連続ヒットはお見事でしたね。

第2ラウンドでも、ここぞ！っというポイントでは必ず引きずり出している。イワナさんお持ちのランディングネット、私もサイズがでかくてランディングが厳しいブツが掛かった時にお借りした。

ミニゴルジュの場所で、胸までの使っての渡渉か対岸の岩盤のへつりの選択肢しかない状況。私は徒渉を選択しイワナ氏はへつりを選択。イワナ氏の３点確保のフリークライミング様になっています。

この川の核心部では、数・型ともに申し分が無い。ただ、ヒグマのテリトリーにいることを忘れてはならない。痕跡は多数あり。気配は極めて濃厚である。単独での入川は絶対避けるべきであろう。