最も春の訪れが早いと言われている道南域の日本海側・・・初日は川を彷徨っていた。水量は幾分多めだが雪白も末期と言う感じで十分釣りになる状態であった。本当は今回、海サクラを狙っての釣行であったのだけど、朝方から波高く風強しと言った状況で川に逃げたんだよね。そこそこ、無垢なイワナが挨拶してくれてそれなりに楽しい釣行であったよ。そして、今日・・・・メインターゲットであるサクラマスを狙っての未明からの出撃だ。私は、まだショアからの海サクラをゲットしたことは無かった・・先週イワナさんとの釣行では両隣に抜かれて非常に悔しい思いをした。今回は、絶対のリベンジを誓っての釣行であった。（詳しい釣行の様子はＢＬＯＧをご覧下さい）

久しぶりの渓歩きは気持ちが良かったね。小河川ではあっても雪白のため水量が多かった。おそらく、今年ここに釣り人が入ったのは私が最初ではないかな？

この川では１０本くらいの岩魚が挨拶してくれた。魚道の無い堰堤の上なので紛れも無くイワナである。尺上も数本出たと思うが、感慨が沸かない。ここ数ヶ月はアメマス三昧の日々・・サイズの感覚が麻痺している。

別の川へ移動。とある堰堤下で遡上アメマスを狙う。意外なことにこの堰堤下のポイントに溜まっていたのはイワナであった。流れ筋の瀬尻に群遊していたようだ。ピンポイントキャストの感が鈍っていてバラシ多発（笑）

スプーンの第１投で５・６匹チェイスしてくるのが見えた。それからは釣堀状態であった。ミノーでもガンガンアタックしてきたのでかなり活性は高かったと思う。ここで、２０匹くらいあげたかな。型は小さかったけれど。

夕刻、サクラマス戦線復帰。相変わらずたくさんの人がロッドを振っていたけど釣り上げた人を見たのは１人かな？話を聞くと最近は日中のほうが釣れるとか・・

翌朝、浜へ。先週のイワナさんとの釣行では終日粘っても良いと感じた鮎川海岸ではあるけれど、この波と風ではちょっと辛い。ここは、凪がベストコンディションだね。

岩場へ戻る。今回は粘りの勝利だね。釣れる気がしないと立ち去る人を見送りながら、回遊を信じてロッドを振り続けたことが今回の良いドラマを生んだような気がする。何一つドラマは無くそのまま終わってしまうこともよくあるのだけどね（笑）

私にとっては、お初のショアの海サクラマス。先週のリベンジ達成も重なって心底うれしかったなぁ！

２本目。ちょっと大きかった。回りに誰もいなかったためもちろん自分でタモ入れをしなければならなかった。左手にロッドを持ち、波の飛沫を被りながら右手を伸ばす。知床で柄を折ってしまって短くなっていたんだよね。バレなくて良かったよ。

今日は運が良かったようだ。今度はアメマスの群れが回遊してきたようだ。連続ヒットだ！さて・・・これからの季節海か川かで迷いそうだね。（笑）