河口ポイントＡ。都会のビルが立ち並び雑踏とした景色を見慣れているものにとっては、この光景は一種感動であり、度肝を抜かれるだろう。どちらかというとうすら寂しい茫洋とした光景だ。ここも、道東ならでは・・最果ての地に来た実感できる。そんなことを言ってはこの厳しい自然環境の土地にしっかりと根を降ろして生活している方達には大変失礼ではある・・しかし・・そう思わずにはいられない雰囲気がここにはあるのだ。すでに、この地には白鳥が飛来しているようだ。ここは、もう少し遅くが旬のポイントと言えるだろう。昨年１１月初旬にリトリーブで１本、ルースで２本６０ＵＰを抜きあげた場所でもある。しかし、その月の下旬にはボーズを喰らった場所でもあるのだ。その時によって天国と地獄が交差する釣り場である。その時、同じ苦渋を味わったハミ氏。今回はその時のリベンジ釣行となった。

地の果てに来たといった感じだね。でも、まだこの時期は緑色が残っている。晩秋いや初冬と言っても良い１１月に訪れるとまた、違った感慨に出会えるよ。

節操のない釣りだ（笑）ルアーロッド１本・フライロッド２本を釣り場に持ち込む。フライラインをフローティングとシンキングに分けている・・ただ単にタックルを交換するのが面倒なだけなんだよね。

また、ここに来れたという喜びで一杯だよ。アメマスの群れがライズを繰り返しながら上流域を移動していく・・その光景は圧巻だね。

「何してんの？」突然背後から声が掛かる。なんと！同じＮＩＦの北海道組の仲間梅さん・・・１人で昨日からここに通って良い思いをしているらしい。さすがだね。

「ルアーには来ないよ！」と言う梅さんの言葉を無視して（笑）第１投・・１発目できましたヨン！いきなり４０ｕｐ。このトルクがたまりません。

リトリーブにはいまいち反応が鈍かったけど、ルースニングはバッチリでした。

ロッドが良い感じで曲がっていますね。４０ｕｐの３連荘はお見事でしたね。

牛川のアメとはまた違った色合いをしているような気がするね。どちらもすばらしい遡上ものの砲弾ですよ。

この夜、宿で腕がだるいとタオルで冷やしていたハミ氏。これだけ大型を立て続けに釣りゃあ当たりまえっすね（笑）

この日、ルアーで１０本。フライで２０本といったところか。型もそれなりで、十分楽しめたよ。昨年のリベンジ達成だね！ハミさん！！