今シーズンの山岳渓流での釣りは今回が最後になるであろう。ということで神奈川からのゲストＹ氏ご夫妻とともに道南の渓を再び巡ってきた。一応ガイド的な役割を果たしている自分ではあるのだが、今日は本当に迷ガイドであったね（笑）最初に入渓を試みたところは、３０分くらいの歩きを伴う釣り場であるのに、現地に到着した時にはあまりの水量の多さに唖然としてしまう始末・・せっかく来たのだからと少し遡ってみたけれどとても釣りになる状態ではなかった。その後どこに入るか・・前日情報をいただいたエゾ兄さんの川とも考えたが、初めての場合入脱渓が難しいとの助言をいただいていた。結局、土曜日にイワナさんとも赴いたラウンド２の河川に決めた。ここでも、林道を彷徨う結果になってしまい、大分時間をロスしてしまった。貴重な釣行の時間であるはずのゲストの方には大変申し訳なかったね。それでも、限られた時間ではあったけれど渓相良く、魚影も濃く楽しい釣りができた。一昨日はルアーで、今日はフライで・・・私にとっては満足のいく山岳渓流ファイナルの釣行であった。

ラウンド１。長い道中楽しい会話があった。林道の途中に今日のものではないが熊の糞を見つける。羆のテリトリーに入っていることを実感したね。

渡渉場所が限られている上、その場所でも強烈な水圧が両足に掛かる。遡行不可能と判断し、撤収する。

ラウンド２。土曜日の続きをと考え林道側に回るが、入渓場所を間違える。結局、先日の場所よりも下流を釣っていた。しばらく遡ると、イワナさんが入渓直後ヤマメとイワナを釣ったポイントに遭遇！唖然としてしまったよ（笑）

どうりでヤマメが多いわけだよ！ライズは全く無かったのだけど、イワナもヤマメもドライにバンバン反応があって楽しかったね。クイルボティーに喰いついてきた７寸ヤマメ。

仕方なく、いったん上に上がって林道を歩き適当なところから再度入渓したよ。この時点でもう、３時・・しかし、ガイド失格だね（笑）

一昨日、４人で歩いた場所なのに、要所では必ず反応があったね。魚影の濃さを感じたよ。

遊び心で流したカメムシパターンにも食いついてきた。思わず笑っちゃったね。

暑くも無く、寒くも無く、吸血昆虫は皆無だが、カディスが飛んでいてドライには反応がある。最高のコンディションだね。

私お気に入りのライツロイヤルで・・このフライだけで７〜８本釣ったよ。

２日間釣行を共にしたYASUKEさんご夫妻。また、新たな北海道フリークの誕生だね。来年の再開を約束して帰路に着いた。本当にご苦労様でした。