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釧路管内の弟子屈町には小学校の時に３年住んでいた経験がある。親父の職業が電電公社（現在のＮＴＴ）でいわゆる転勤族だ。私は、生まれは釧路で、弟子屈小学校卒業である。弟子屈町は、ひとつの町内に大きく分けて３つの温泉場を持つ。摩周温泉、とう別温泉、川湯温泉だ。子どもの頃は親戚が集まると、この３つのどれかに宿を取ったのでよく利用していた。中学に入る頃、札幌に親父が転勤となり、その後、成人となるまで訪れることはなかった。この摩周温泉、ルアーロッドを持って西別川を彷徨うようになってから頻繁に泊まるようになった。特に単独での釣行の場合、朝・夕食とも部屋食となるので他の泊り客に気兼ねしないでゆったりと過ごせるのが気に入っていた。風呂は、あまり大きくは無いが、ピークシーズン以外は意外と空いていて洗い場が人でごった返すという経験も無い。夕食は品数が多いね。いつもは７Ｋ円代で宿泊しているのだが、ゲストがいたのでワンランク上の８Ｋ円台で宿泊を予約した。申し訳ないが、正直７Ｋ円との違いがよくわからなかった。刺身の数が一品多いのと毛がにの足が付いたことくらいだろうか？。連泊すると夕食の内容が初日とはがらっと代わり、花咲ガニが半バイ付く。これがうれしかったね。近くに阿寒湖温泉、川湯温泉などリゾートホテルが立ち並ぶ巨大温泉街にはさまれて、ひっそりとしているけれど、私的には、湯も気持ちが良いし落ち着けるので非常に気に入っている温泉宿である。